海上ボーリング調査

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今年の1月31日に、西之表市の市長選挙がありました。(馬毛島西之表市に属します。)

馬毛島基地建設に対して反対派の八板俊輔さんと、賛成派の福井清信さんの一騎打ちでした。

いわゆる、基地建設に対しての住民投票をした事になります。

結果、現職反対派の八板さんが再当選し、「基地は要らない」と、民意は示されたのです。

再選を果たした八板市長が、防衛省が昨年末から始めた違法な海上ボーリング調査に対し直ちに中止してくれと要望書を提出したにもかかわらず、政府は調査をやめようとしません。

おかげで、島のサンゴ礁は大ダメージを受けています。

我々が示した民意は完全に無視されてます。

先日、その調査船が転覆沈没する大事故が発生しました。それでも調査をやめようとしません。

 

海上ボーリング調査とは、海底を掘削できる船でサンゴ礁に穴を開け30メートル程掘り、地質調査をする事です

この調査をすると海底が大規模に破壊され、漁業にも深刻な被害を受け、環境破壊にもつながります。そのため、法律上この調査を行う場合は漁業関係者、地域住民達の了解を得てから進めるのが本来のやり方ですが、今回の調査は了解を確認せず、強制突破で始められました。

 

みなさん、こんな事って許されるのでしょうか?我が国は民主国家ですよね?

政府は何をしてもいいんでしょうか?

民意を無視して強引に進めている菅政権、これってお隣の独裁国家と変わりませんよね!

 

この写真も立て看板に使われました。鼻を垂らして笑ってる男の子は、友達の末っ子です。種子島で産まれました。

この子が大人になった時、島に豊かな自然がたくさん残っていることを心から願います。