国が決めた事は反対しても無駄なのか?

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こんな話をよく聞きます

「私もね、基地建設には反対なのよ!でも国が決めた事だから反対しても意味がないでしょう!」

「意味がない事をダラダラするより、基地交付金を貰った方が利口でしょ!」

 

わかります、その気持ち。国の公共事業も、沖縄の辺野古も、原子力発電所も住民がいくら反対しても結局強制突破されちゃいますよね。

でもね、国が決めた事を住民が反対し、完全撤回した事例もたくさんあるんですよ。

 

近年では、北朝鮮からのミサイルを防御する名目で建設予定だった山口県秋田県の軍事施設(イージス、アショア)が住民からの強い反対により完全に撤回されました。

 

では、意味のある反対活動と意味のない反対活動にはどのような違いがあるのでしょうか?

 

基本的に、完全に決まってしまい着工が始まってしまったら、かなり厳しい戦いになります。

でも、まだ計画段階なら勝利の兆しは十分にあります。住民が一致団結し反対を訴えれば、国といえども何もできません。

そのためには、同じ志の議員さん、市長さん、県知事さんを選ぶことなんですよ。

我が国は「民主国家」です。国民の意思を無視して強制突破はできないんです。

 

ある国策が計画されると、政府は何百ページにもおよぶ専門語でかかれた計画書を国民に提示してきます。誰もめんどくさくて読まないような文です。

その計画書に対して、意義申し立てをしないと「国民は政府の考えに同意している」ってことになり、建設が進められちゃうんですよ。

今回、馬毛島基地建設に対して防衛省が提示してきた「環境アセスメント」の計画書なんて、普通の人間は、まず読めませんよ、専門用語の連発が数百ページ!!

我々「馬毛島通信社」は仲間達に凄腕の法律家がいるので、専門用語数百ページを完全読破し、防衛省に意見書を送りました。

 

話は戻りますが、昨年 防衛省の方々が種子島を訪れ、馬毛島基地建設の説明会を開いてくれました。

その時、彼らに質問しました、

馬毛島に基地ができることは決定事項なんですか?」

すると、防衛省の品川さんは はっきり答えました、

「いいえ、まだ計画段階です。今後地域の人達の理解を得てから工事に進みます』

 

そうなんですよ!馬毛島基地建設は計画段階なんです!!

今こそ、住民が一丸となって反対すれば、国は撤回するんです。

私はこの島に、人殺しの訓練施設が建設されることは絶対に嫌です!全国のみなさん力をかして下さい。

 

*この写真は、数年前に沖縄で撮影した自衛隊のジェット戦闘機です。当然アメリカ製です。

余談ですが、日本はジェット機を製造してはいけない規則があります。

誰がその規則を決めたのか?って、

アメリカ様ですよ!

その話は、また今度。