種子島便りです
何かと忙しくて、なかなか完成できないでいた小屋がついに完成しました。
小屋に使われている柱や、梁はすべて福島から運んだ材料です。
福島に住んでいた時に、自分たちで家を建てようと計画し、仲間達と一緒に山の杉の木を伐採した物です。
福島に生まれ育った「杉君」も、種子島で使われるとは想像もしてなかったでしょうね。
今回の小屋は 畑に建設するため、一般住宅のようなコンクリートの基礎を作る事ができませんでした。
いろいろと面倒なルールがあって、それだと許可が降りないんですよ。
その為、基礎無しで柱を直接地面に埋める「掘っ立て小屋」方式で作りました。
この建て方なら、許可が降りるんです。
材木を直接地面に埋めると、すぐに虫に食べられ腐ってしまうので、埋める部分は表面を燃やし、焦がしました。柱の下の部分が黒いのは焦げです。
焦げたもんは虫も嫌いなんです。
この小屋は耕運機などの畑で使う道具を収納する予定です。
安納芋の苗もそろそろ植え込む時期なので、なんとか梅雨前に完成できてよかったぁ〜
この写真は、
安納芋畑に、バカスを半年間熟成させて作った堆肥を畑に混ぜ込んでいるところです。
バカスとは、黒糖を作る時にでるサトウキビのカスで、本来なら捨てられてしまう物なんです。
勿体ないよね!
畑は無農薬、無化学肥料、無除草剤は勿論で、
肥料や堆肥もお店から買わずに種子島でフリーで手に入る物を自分たちで熟成させて使ってます。
今年も美味しい安納芋が育ちますように!!!