ビリヤード、日本語で「撞球」「玉突き」
ポール、ニューマンやトムクルーズ演じる映画ハスラーの影響で日本でも一時期ブームになり、町中にビリヤード場がたくさんありましたよね。
「ハスラー」とは、ビリヤードで稼ぐ人をいいます。
スズキのハスラーとは意味が違いますね!
日本ではビリヤードと言うと、不良っぽい不健康なイメージがありますが、
世界ではサッカーと同じくらい人気があり、子供の将来なりたい職業のトップ3に必ず入ってくるくらい賞金も稼げるし、知名度も高く大人気スポーツです。
外国ではゴールデンタイムにビリヤードの大会がTV放映され、子供達の部屋にはハスラーのポスターが貼られてるんですよ!
そんなビリヤードの大会が全世界で開催されています。
中でもアメリカで開催される「ビリヤードUSオープン」は歴史もあり賞金金額が半端ないこともあり、世界中から腕自慢のハスラーが集まり、100万ドルを賭けて戦います。
この大会、歴代チャンピョンは全てアメリカ人だったのに一人のアジア人が白人達をコテンパンにやっつけ、ぶっちぎりでチャンピオンに輝きました。
彼の名前はエフレン レイズ
フィリピンの田舎に生まれ育った彼は、子供の頃からビリヤードで頭角をあらわし、
小学生の頃には大人相手の大会でも敵なし状態でした。
そんな彼が世界に挑戦したのは30歳の頃、まったく無名だったアジア人がその後の世界の大会を総ナメにしました。
魔法のように球を操ることから「The Magician マジシャン」と呼ばれ、「ビリヤードの神様」とも形容されてます。
世界1の実力を持っているのにもかかわらず、人柄もよく天狗にならず、いつも子供のように遊び心満載でプレーする姿が人気の秘訣でもあります。
プロプレーヤーに、「リスペクトするプロプレーヤーは?」と問うと、9割以上がレイズの名前を答える程、人気 実力共にNO,1。
今年で67歳になる彼ですが、老いを全く感じさせずに若者相手にバリバリ世界で戦っています。
写真は、そんな我らアジアのヒーロー、エフレン レイズの若い頃です。
種子島のエフレン、今日も突いてます!!