今回はスーパーに並ぶ養殖魚の話をします
養殖業者の方には怒られるかもしれませんが、本当の事なのです、、
海に生きる魚達は大海原を自由に回遊しながら生きてるのに
養殖場で育つ魚達は狭い網の中に閉じ込められ超ストレス状態で生きています
一年中 美味しいブリを食卓に出す為には仕方ない事ですが、、ね
鹿児島県の錦江湾でもブリの養殖が盛んに行われています
大きな網の中で大量の魚を育てるには大量の餌が必要になります
本来なら小魚を食べて育つブリだが、業者は大量の小魚を用意できないので
天然ブリなら絶対に食べないような餌を大量に与えて短期間で大きく育てている
工場で作られたペレット状の秘密の餌だ、、
食べ残した餌は網をすり抜け海底に溜まってしまう
海底は秘密の餌の山になっている
また、本来なら太平洋を何万キロも回遊するブリ、
そんなブリが狭い網の中で泳ぐと身体を網に擦り付け怪我をし、その傷が化膿し死んでしまう
当然業者は大損害、、
その為、養殖業者は網に化学薬品(抗生物質)を塗り付け怪我をしても化膿しないようにしているのだ
その抗生物質も先程の餌と同じく海底に溜まり、環境的に大問題になっている
取り除く事が出来ないのだ
海はケミカルな化学薬品で汚染されるまま、、
写真は、そんな養殖場で化学薬品とストレスが原因で背骨が曲がってしまったブリです
捨てられると思いきや、
養殖場からは業界用語で「曲がり」と言われてる奇形ブリが大量に出荷されているんです
当然値段は下がりますが、密かに出荷され普通にスーパーに並んでます
奇形の魚を出荷しては行けない法律はないのです
回転寿司屋さんで、高級ブリが100円で食べれるカラクリが、、、
この形のままだと誰も買わないけど、捌いてしまえばわかりません、、、よね
ところで皆さんはモジャコという魚を知ってますか?
モジャコとはブリの稚魚の事で、体長数センチのブリの赤ちゃんです
海には浮遊している藻がたくさんあり、ブリはその藻に産卵し、卵からかえったモジャコは大きくなるまで藻の中で暮らしています
そんなモジャコが沢山暮らしている藻が3月頃になると種子島近海に流れて来ます
その時期は種子島の漁師さん達は熱くなります‼️
「モジャコ漁」のスタート!
短期間で大金を稼ぐ事が出来るため、島のサーファー達もアルバイトで船に乗り込みます
調子が良いと、1週間で70万円も稼ぐ時もある博打漁です
この博打漁を求めて、全国から乗組員が種子島に集まります
漁が終わると島中で大宴会‼️
キャバクラも大繁盛‼️
そんなモジャコは錦江湾の養殖業者が高値で買ってくれます
僕のまわりにも、この時期にモジャコ漁のアルバイトをする友達がたくさんいます
普段の仕事を休んでまで、このアルバイトをしてます
そんな友達に養殖場の実態の話をすると、
「種子島の伝統漁なのに文句を言うな!」と叱られます
モジャコ漁は種子島に大昔からあった伝統漁ではありません
養殖が始まってからの最近の漁なのに、、、
養殖にはいろいろあり、卵から孵化させ稚魚を育てて出荷する業者もあります
100歩譲り、この手の養殖ならまだしも、
種子島のモジャコ漁は
「幼児を拉致し、高値で売り飛ばし、キャバクラで大騒ぎ‼︎」
言い過ぎかな、、
能登半島の「寒ブリ」と言われる高級なブリの漁獲量が年々下がってるのも、
種子島でブリの赤ちゃんを拉致してるからじゃないの‼️
こんな事言ってるから、モジャコ漁をする人と喧嘩になっちゃうのよね、、トホホ
皆さんはどう思いますか?