南大隈町とプルトニウム

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任期満了に伴う鹿児島県の南大隅町町長選挙は18日夜、開票が行われました。

南大隅町は鹿児島県本土にあり、錦江湾(鹿児島湾)を挟んで右側の大隈半島の最南端の町で、種子島から約30キロしか離れてないので、毎日のように海の向こうに南大隅町種子島から見えてます。

 

そんな南大隅町に数年前から「高レベル放射性廃棄物」いわゆる核のゴミの最終処分場が建設される話が浮上し、町民は大反対でした。

 

しかし、南大隅町の現実は年々人口は減り続け空き家ばかりが目立ち、若者は出て行ったまま帰らず、唯一の産業である農林水産業も衰退するばかり。

物騒な物に対し心の底ではみんな反対だけど、「国が決めた事だから無駄に反対するより、賛成して交付金をもらった方がいいのでは?」

という考えも町民の心の中に出ていたのも確かです。

 

みなさん、この話って何かの話と同じですよね!

そう、馬毛島基地建設問題です。

 

誰も物騒な物を自分たちの町に出来るのを望む人はいません、

しかし、交付金という物に意識が行ってしまうのも理解できます。

 

今回の南大隅町の選挙では、「高レベル放射性廃棄物最終処分場」を推進する立候補者も出馬しました。

しかも、彼は

「私が当選したら、町民全員に30万円を交付します!」をスローガンに推進を訴えました。

5人家族なら、150万円っすよ!!

 

しかし、開票の結果、

断固反対を訴える石畑さんが2562票で当選、同じく反対派の水谷さんが1425票、

推進派の田中さんは687票でした。

 

投票率は約80%で、

反対派が約4000票、推進派が約700票の結果でした。

 

反対派の圧勝ですね!!

 

交付金の誘惑にも一糸乱れず、町民全員が一丸となり物騒な物を阻止した結果ですね。

さすがです!かっこいいです!

 

今、福島では放射能汚染水を海に流す事が問題になってます。

今回の福島も南大隅町原発という物がなければ何の問題もなかった話ですよね。

アメリカの圧力で仕方なく建設した原発が、現在我が国だけで54基ありますが、どこも問題だらけですよね。

稼働すればするだけ、「使用済核燃料」という核のゴミが出てしまい、人類はその処分方法を分からないまま、原発を稼働してしまったんです。

人体に超悪影響を及ぼす膨大な量の「核のゴミ」が出てしまいます。

なのに、日本政府はその保管方法も処分方法も知らないので、巨額な費用をだし、外国に船で運びそこで期間限定で保管してもらってます

 

そのゴミが人体に悪影響がなくなるのは、2万年後だそうです!!

地面に埋めても2万年間、地下水が汚染されちゃいます。

 

人類はパンドラの箱を開けてしまいましたね。

 

先進国では核の物騒さに気づき、国内の原発を全て廃炉にするパンドラの箱閉め計画をしているのに、

菅総理率いる我が国の与党は、原発に対してまだまだイケイケですよね。

幼い子供に拳銃を持たせてるようなもんです。

 

核、放射能、すごくヤバいんです!

どのくらいヤバいか?って、

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「覚悟が必要です。チェルノブイリ、レガシー」

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https://www.youtube.com/watch?v=Bkznw_BkEyA&list=WL&index=2&t=189s