WGIPって知ってますか?

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種子島は3つの地域に分かれている

北から、

西之表市、中種子町南種子町の3つだ。

今問題になっている馬毛島西之表市に属する為に、防衛省西之表市民の同意を得る為に、あの手この手を使い必死に基地を作ろうとしている。

 

しかし、馬毛島に基地が出来る事は西之表市だけの問題ではない、

同じ種子島中種子町南種子町も関わる問題だ。

 

基地建設に対して、西之表市は市長も反対、市民も半分以上が反対を訴えている。

それに対して、

中種子町南種子町の町長さん達は基地建設に大賛成なのだ!

 

「基地が出来ると、軍人達が町にお金を落とすので裕福になる」

が、彼らの賛成する理由だ。

「どうせ、反対しても国が決めた事は変えられない、だったら、西之表市が反対してるうちに俺たちは賛成して美味しい所はもらっちゃえ!」

って感じで、防衛省に対して

 

「どうか、私達の町を軍事基地として好きなだけご利用ください」

「旧高校跡地もヘリポートに使えますし」

「真っ白な砂浜も好きに使って下さい」

「我々の島間漁港も、軍港にしちゃっていいですよ」

「軍人さん達が我々の町にお金を落としてくれるなら、我々は全面協力いたします」

こんな状態なのである。

 

基地建設にあたり、防衛省が市民の大反対をガン無視で開始した「海上ボーリング調査」も調査船が横転転覆する大事故があったり、海が荒れて調査ができなかったりと、予定の期日が大幅に遅れ、

我々に調査の延期をお願いしてきました。

 

本来なら、延期を認めるか否かは市民みんなで慎重に話し合うべきなのに、

防衛省さんが、そうしたいのでしたら、どうぞ!どうぞ!」

と、種子島漁協は理事会のみで決めてしまい、延期が決定してしまいました。

 

そりゃそうですよね、基地建設に賛成派の理事会の人達は、種子島から馬毛島まで防衛省の人々を船で運ぶと、

一回につき、7万円がプレゼントされる仕組みですもんね!

漁に出るより、その方が儲かるもんね!延期になればなるほど、儲かる仕組み。

僕もそうしますよ!

種子島の海を守ろうと、基地建設に反対している漁師さんには、この美味しい話は回ってこないのである。

やるなぁ、防衛省!!

僕もそうしますよ!

 

 

海に命をかけ、身も心も強靭な漁師さん達が、

何故に、はした金で大切な海を防衛省に売り飛ばすような軟弱な男になってしまったか?

 

他国が攻めて来ないように、自分たちで話し合い円満に解決していく事が出来る国民なのに、何故に、アメリカに全面的におんぶに抱っこの、骨なしの心になってしまったか?

 

子孫のため100年後の事を考えて生きてきた人々が

「後々の事は、その時の人が考えればいい!」などと、

何故に「今だけ、金だけ、自分だけ」の冷めた人間になってしまったか?

 

かなり前振りが長くなりましたが、

今日は何故に、軟弱な骨なし人間になってしまったか?をテーマに話します。

 

ってなわけで、ここからが今日の大切なお話です。

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この写真の外人さん、知ってますよね!そう「ダグラス、マッカーサー」です。

連合国軍最高司令官マッカーサーです。

 

日本は1941年にハワイの真珠湾にあるアメリカ軍の基地を攻撃し、世界の連合国相手に戦争が始まり、

1945年に原爆を投下され、降伏し敗戦国となりました。

 

その後、敗戦国日本の処分などを決めるため、連合国の外人さんが日本に来ました。

 

その外人さん達をGHQ連合国軍最高司令官総司令部と言います。進駐軍とも呼ばれますね。

いわゆる、「ギブミーチョコレート」です。

GHQの親分がアメリカ人のマッカーサーです。GHQはほとんどアメリカ人で形成されていました。

 

そしてGHQは日本を7年間にもわたり占領したんですよ。

その7年間に、いろんな意味で日本はアメリカ色にフルモデルチェンジしました。

現在の日本国憲法を作ったのもGHQですし、暦、建築方法、娯楽、恋愛方法、ファッション、学校制度、テレビ番組、自動車、音楽、スポーツ、食事などなど、現在の我々の生活は全てGHQに占領されていた7年間にアメリカから入ってきたものです。

 

その時、GHQは我々日本国民に対してWGIPという洗脳再教育をおこないました。

war guilt infomation program(ウォー、ギルト、インフォメーション、プログラム)

 

このWGIPはどのようなものかと言うと、

二度と日本人がアメリカをはじめとする、白人達に逆らわないように放送や新聞、雑誌、書籍、映画などあらゆるメディアを使い、7年間、我々を洗脳しました。

 

具体的に、

「我々日本人は、アジアを侵略し人々を無差別に殺し、非人道的な行為を繰り返し、世界に迷惑をかけた為、仕方なく連合軍によって征伐された!」

「我々日本人は未来永久にその罪を背負い、謝り続けなければいけない!」

という内容を7年間にわたり、日本国民の心の奥に刻み込み、日本を自立させないように仕込み、同時に原爆投下の正当性を図りました。

GHQに不都合な情報、言論、書物などは全て抹消されました。

 

GHQの上手いところは、その事を日本人にやらせたことです。

すべてのメディアを陰でGHQがプロデュースし、日本人の声で日本人に訴えました。

 

その為、日本人の中に「罪悪感」「劣等感」が生まれ、

「我々はなんてひどい事をしたんだ」「俺たちは罪人だ」と思うようになったのです。

 

またGHQはそれまで日本が過去にやってきた戦争を、正当化するような保守的(右翼系)な教職員や公職員などを職場から追放し、

空いたそのポストに、それまで戦争に反対していた共産党員をはじめ、左翼系の人間を多く登用した。

また戦争反対を訴え投獄されていた左翼系の政治犯、活動家たちを刑務所から釈放した。その数3000人。

その結果、左翼系の教育者たちで日本教職員組合日教組)が設立され、慰安婦問題、南京大虐殺などを誇大な表現で教科書に記載し、我々日本人の罪悪感は益々高まっていった。

 

自分達連合国がやった事を正当化させるために、左翼系の人々を釈放までしたGHQ

その後、その左翼系が反アメリカに変わり「米軍は日本から出て行けぇ〜」と訴えるようになった事は、

アメリカにとっては誤算だったに違いない。

 

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いつの時代も日本国民の心の拠り所で、神様的存在だった天皇GHQは、そんな天皇でさえも一人の人間に変えてしまいました。

世界最古2600年の歴史を持つ天皇は、GHQが新たに作った日本国憲法下では、ただの日本の象徴、いわゆる何の権限もない政府のマスコットになってしまいました。

人間天皇の誕生だった。

 

「俺は何も悪くない、悪いのは軍だ、俺は軍に利用されただけだ、だから命だけは助けてくれ!金はいくらでもやる!」

敗戦国の親分は必ず言ってくる決まり文句。

天皇もいつもの、「命乞い」をしてくるに違いないと確信していたマッカーサー

 

しかし、我ら天皇マッカーサーに言った言葉は

「今回の戦争の責任は全て私にあります。煮るなり焼くなりお好きにしてください。ただ一つだけお願いがあります。爆弾で焼け野原になった我が国、国民は家も全て失い、腹をすかし、栄養失調で死にかけています。

どうか国民に食事を与えてくださいませ。」

 

最初は黒いサングラスにパイプをくわえてたマッカーサーだったが、この言葉にはビックリ

最後はサングラスもパイプも外し、天皇に敬意を表しての記念撮影だった。

同時に天皇を中心とした日本人の奥ゆかしさに、ただならぬ脅威を感じたのであった。

 

 

GHQが何故そのような洗脳政策を我々にしたかというと、

当時、アジアのほとんどの国は白人達に占領され彼らの支配下にありました。

白人達は黄色人種であるアジア人を黒人以下の家畜同様に扱っていたため、白人の奴隷だったアジアの人達は苦痛の毎日でした。しかし所詮アジアの小国、白人相手に喧嘩をしても負けて、さらに酷い目にあうことがわかっていたので、無抵抗で耐えていました。

そんな時です、

同じアジアの国々が白人の植民地になり、苦しんでいる事実を知った日本軍はアジア解放のため、白人相手に戦い、遂に白人達をアジアから追い出しました。

同じ小国の日本が勇敢にも白人と戦い、勝利した事にアジアの人々は大喜び!

日本に大感謝!

アジア人の誇りを取り戻した瞬間でした。

 

その出来事は現在でもアジアの人々から感謝され、いろんな国から礼状をいただいています。

その後、日本が中心になり大東亜共栄圏」という国をアジア共同で作る計画が発足し、

「アジアは一つ、アジアはアジア人で!」をテーマに、白人に支配されない強い国を目指したのです。

それまでアジアを植民地支配し奴隷を使い優雅な生活をしていたアメリカなどの白人達は発狂状態!!

 

「黄色いサルの野郎、ふざけんじゃねぇ〜、アングロサクソンをなめんなよぉ〜」

って感じで白人達は日本に対して逆ギレ状態でした。

 

日本を叩きのめしたくてたまらない白人は、なんとかして日本とリベンジ戦争をしたかったのです。

そこで考え出されたアメリカの作戦は、「日本に石油を輸入させない」でした。

近代国家の血液ともいえる石油がなくなれば、国が滅亡の危機に陥ります。

 

ついにその計画は実行され日本に石油が入って来なくなりました。

日本は軍事力も経済も最悪な状態になってしまいました。

そして仕方なく、アメリカに喧嘩を売り、最後にはズタボロに負けました。

 

アメリカをはじめ、全世界の白人達は日本という国を心の底から恐れていたんですね。

ロシアの大国相手にも勝利した日本。

そんな日本がアジアの中心になりアジア連合国を作られたら、それまで白人支配だった地球がアジア人支配に変わってしまう恐怖。

 

そんな恐怖が理由で、おこなわれたのが「WGIP」です。

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GHQはそれまでの日本の国史も変えました。日本人がずっと学んできた日本の歴史、それは日本書紀と日本神話が基本となり天皇が威張らず、おごらず、

心の底から国民の事を想う素晴らしいものでした。

そんな天皇を国民も心の底から愛し、生き方を学ぶ。

「上下関係がなく、平等で

自然を心から敬い、弱きを助け、共に生きていく」

そんな素晴らしい国民の生き方の教科書も全て焼き払われ、

GHQによって戦後新たに日本の国史の教科書が作られました。

その教科書は日本神話の事は一切語られず、

石器時代から始まり、何故か明治維新あたりで終わっています。

明治から始まった近代国家の歴史はほとんど触れていません。

アメリカに都合が悪い歴史は教科書に出てこないんです。

 

さらにアメリカは、中国と韓国の歴史の教科書も同じ方法で変えました。

彼らの歴史の教科書は、日本を恨むような内容に書き換えられました。

「日本は我々にひどい事をした。日本人は悪だ!」

このような感情を彼らに抱かすことで、

日本を中心としたアジア同盟国が再びできることを阻止したんですね。

 

現在、中国、韓国、北朝鮮などが日本に対して挑発的な態度をとるのは、アメリカによるそんな政策があったからなんです。

 

普通に考えたら、

日本に原爆を2発も投下し、何百万人も我々を殺した国アメリカ。

そんな国の事は、恨み憎むのが当然なのに、何故か日本人はアメリカを憧れ尊敬し、羨んでいますよね。

そのカラクリが「WGIP」なんです。

 

何千年もかけて培ってきた日本人の誇りが「WGIP」の洗脳により消滅し、

罪悪感、劣等感だけが残り、その考えは親から子へ、子から孫へ受け継がれ現在に至ります。

 

現在の我々の心の中に、「おじいちゃん達は戦争で酷い事をした」という思いは誰もが抱いてる感情です。

白人に対して、「なんかカッコイイ、憧れる」もあの時の洗脳からなのです。

 

あの戦争で、連合国に刃向かった国は、日本、ドイツ、イタリアの3国です。

この3国が世界相手に戦い、敗戦しました。

 

しかし、同じ敗戦国であるドイツやイタリアは日本が受けたような洗脳政策はされていません。

日本はあの時以来、軍を持つ事は許されていませんが、ドイツとイタリアには軍があります。

 

何故でしょうか?

 

ドイツやイタリアには日本のような脅威は感じなかったんでしょうね。

同じ白人だしね。

 

黄色いサルだけには負けたくなかったのかな、、

 

靖国神社を参拝するだけで、隣の国からブーイングですよね。

非人道的な行為をアジア中で行った罪で、GHQにより裁判をかけられ(極東国際軍事裁判または東京裁判とも言う)、A級戦犯として死刑になった方々が眠っている神社ですよね。

 

「みんなは止めようとしたが、狂った軍部が暴走し、戦争になった」というのが我々が教わった歴史ですよね。

その狂った軍部の親分が「東条英機」さん、裁判で戦争の最高犯罪者として死刑になっちゃいました。

実はとってもいい人だったんでしょうね。

ただ、その後世界を牛耳っていくアメリカにとって、不都合な人間だっただけなんでしょうね。

弁護人もないまま一方的に進んだ東京裁判、今になってその裁判に関わった米国人達が、

「あの裁判は茶番だった、不当な復讐劇で、殺された彼らに罪はない」と表明してますよね。

 

改めて、死刑になった人達のご冥福をお祈りいたします。

 

結局、僕が言いたい事は、

僕を含め、全ての日本人は75年前におこなわれた「WGIP」の洗脳により、軟弱な骨抜き人間になってしまい、罪悪感から日本人の「誇り」が消滅してしまっているんです。

 

このまま、この考えが今の子供達に受け継がれる事は絶対に避けたいのである。

アメリカの支配から逃れ、完全に自立した日本になる事を心から望むのであります。

その鍵は今の子供達が握っています。

 

このブログを読んでくれてる大人のみなさんにお願いがあります。

身近にいる子供達に、日本人の素晴らしさを伝えてください。

 

教科書では教えてもらえませんが、世界には日本人を大好きな人達がたくさんいます。

その国の名誉市民になっている日本人もたくさんいます。

地名に日本人の名前をつけている国もあります。

ある日本人のご冥福を祈るために、その人の命日は国民の休日になっている国もあります。

自分の子供に尊敬する日本人と同じ名前をつける人達もいます。

 

世界中でユダヤ人を嫌い、差別し迫害してた頃、唯一日本だけがユダヤ人を受け入れた過去があります。

また、一人の日本人の命がけの行動で、何百人のユダヤ人の命が救われ、現在もその遺族達は感謝状を日本に送っています。

 

世界中の人から愛されている日本人の事を、我が国のメディアは一切報道しませんよね。

今もあの時の洗脳が継続中の証拠です。

 

世界中から愛される日本が紹介されている動画の一つです。

https://www.youtube.com/watch?v=Q0ejrG0-gGY

 

みんさんも、「親日国」で検索してください。

意外な国が日本を大好きですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

立石勲さんが死んじゃった

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久々に馬毛島関係の話です

 

馬毛島の大半を所有していたタストン、エアポート社の代表を勤め、馬毛島を日本政府に160億円で売った男として一躍有名になった「立石 勲」さんが老衰で東京都内の病院で死去しました。88歳

 

僕はこのおじさんとお会いした事はありませんが、馬毛島の話には必ず出てくる人でした。

 

「40億円で馬毛島を売ってくれ!」という政府に対し、

「何をおっしゃる政府さん、そんな、はした金では売る気はないよ!」と、強気の立石さん

最終的に4倍の160億円で売ったんですよ!凄いおじさんですね。

防衛省は何が何でも欲しかったんでしょうね。

 

このおじさんの物だった馬毛島が、2019年に政府の物になった時から、種子島に妙な空気が流れはじめました。

 

基地賛成派と反対派の戦いです。

 

僕は勿論、基地建設は大反対ですが、このまま種子島の人々の心が分裂していく事は基地が出来る事より心配です。

 

基地ができても、できなくても人々の心は分裂したままの状態がずっと続くでしょう。

 

なんとか、解決策を見つけようと日々動いてますが、お金が絡む問題は一筋縄ではいきませんね。

 

誰か、アドバイス下さい。

 

 

鹿児島県と福島県 薩摩と会津

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以前、農泊の集まりで鹿児島本土の頴娃町薩摩半島)という町に行ったことがある

30人くらいの中高齢者が集まっていた頴娃町公民館にて、僕が

「みなさん。はじめまして私は生まれも育ちも福島県で、今は種子島に住んでいます」と挨拶を始めたら、

会場内がざわめき出したのだ!

そして一人の老人が僕に近づき、深々と頭を下げ、

「すまんかったのぉ、でもな西郷どんは最初から反対やったんだ、わかってくれな!」

と言い、静かに去って行った

 

その時、歴史にうとい僕は「何のこっちゃ?」状態でしたが、その後会津と薩摩の歴史を調べ、なんとなく理解したことを今回のブログにします。

 

時は江戸時代末期の1854年

200年にもわたる鎖国政策にも終わりが見えて来た

日本近海には、外国からの船が頻繁に現れ開国を要求してきたのだ。

 

そんな折、日本より遥かに大きい清(中国)がアヘン戦争でイギリスに敗れるなど、西洋の圧倒的な軍事力の差から、幕府はついに開国に踏み切ったのでした。

 

しかし急に欧米文化などの国際社会が江戸に入り込み、開国後の国内は波乱万丈で、経済システムも理解できずに、深刻なインフラ状態で国民は幕府に対し不満だらけでした。

 

そんな中、以前から幕府に対して文句があった長州藩山口県)はアメリカの商船を独断で爆破するなど、

京都を拠点にしながら、天皇を上手く利用し、徹底して外国との交流を反対していた。

尊皇攘夷

あまりにも過激な行動をする長州藩に対し、朝廷からの命令で、会津藩薩摩藩が協力して、京都から長州藩を追い出したのが、1863年であった。

八月十八日の政変

 

この時点で、会津藩薩摩藩は仲良しこよしの同盟藩。

 

頭にきた長州藩はその後も薩摩の船を撃沈するなど過激な行動を繰り返していた。

 

翌年の1864年の「禁門の変」では、会津藩長州藩に殺されかかっている時に、「西郷隆盛」率いる薩摩藩が加勢に駆けつけ、会津藩の命を救ってくれたこともあった

 

 

そんな事もあり会津藩薩摩藩は助け合いながら、同盟藩から兄弟藩になり、お互いに信頼の酒を飲み交わしたのである。

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それから数年後の1868年

坂本龍馬の影響で、犬猿の仲だった薩摩藩長州藩が同盟を結び、幕府を倒す為のクーデターを開始しました

外国製の武器で完全武装した彼らは簡単に無血開城江戸城を落とし、さらに北上した彼らはついに会津藩までを殺しに来ました。(戊辰戦争

昨日まで兄弟だった薩摩藩がいきなり敵になり、しかも長州藩と一緒に襲ってきたもんだから会津藩はビックリ!!えっえええエ〜

一般村民(子供、女性、老人)までも巻き込む悲惨な戦いが続き、ボコボコにやられた会津藩は身も心もズタボロになり完全敗北しました。

会津のシンボルでもあった鶴ヶ城も薩摩砲弾に崩れ落ちました。

大河ドラマ 八重の桜)

 

この戦いから、会津の人々の心の一番深い所に「薩摩藩」が入り込んだのである。

ざけんじゃねぇ〜 裏切り者ぉ〜

此の恨み晴らさでおくべきかぁ〜

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薩摩、長州藩が起こしたクーデターは大成功に終わり、265年続いた平和な江戸時代(徳川幕府)は終止符を打つ事になりました

これが「明治維新」です

 

そうして現在に至る近代国家日本が始まりました。

初代総理大臣に伊藤博文(長州)が抜擢されるなど、クーデターをおこした長州藩薩摩藩の実力者達で新政府が設立され、明治時代の始まり始まりぃ〜。

 

しかし、所詮はイギリスに美味しい話をふっかけられ、資金まで出してもらい、実力もないままその気になっておこしたクーデター。

 

昨日まで、チョンマゲ頭で刀をぶら下げ、着物を着ていた我々が、急に内閣だの警察だの、銀行だの大学だと言われても、何がなんだかサッパリわかりません。

 

そんな中、薩摩代表であり、クーデターの第一人者でもある「西郷隆盛」が考えの違いから内閣を脱退し、鹿児島に帰りました。

そこで待っていたのは新政府に不満だらけでイライラしていた薩摩の武士達でした。

 

彼らの心の中は

「俺たちの力で徳川幕府を倒し、新政府ができたのに、新政府の奴らは自分たちばかりいい生活をして、俺たちの生活の事はどうでもいいと思っている!!ゆるさん!」

 

そうして薩摩の武士達の不満が溜まっていき、明治維新から10年後の1877年、ついに「西郷隆盛」率いる薩摩の武士達と新政府軍とで戦争が始まりました。(西南戦争

 

戦争と言っても今までの戦争とは訳が違います

侍と自衛隊の戦いみたいな感じですよね

 

それでも武士道の魂を本気でぶつけてきた薩摩武士達の力も凄い物があり、戦いは互角でした。

そんな時、元会津藩士も新政府軍として参戦し、大活躍をしました。

あの時の悔しさ、あの時の恨み、、、、晴らさでおくべきか!!

兄弟の杯を交わし合った仲間に妻、子供、親を殺された元会津藩士の心の一番深い所にあった「戊辰の恨み」が湧き出てきた瞬間でした。

薩摩武士達は新政府軍が立てこもっていた熊本城をもう少しで落とせたのに、元会津藩士の因縁の大活躍もあり、ズタボロで鹿児島に引き返し、

敗北を確信した西郷は自刃し、戦いは終わりました。(大河ドラマ 西郷どん

 

この西南戦争が日本国内の最後の内戦です、、

 

長くなりましたが、薩摩半島にある頴娃町公民館でおじいちゃんが福島生まれの僕に謝ってきたのは、こんな歴史があったからです。

 

時代は越え、福島県生まれの僕が今は鹿児島県に住みながら

「福島で起きた人類史上最悪な事故を鹿児島で繰り返さないでください」と呼びかけ、鹿児島の自然を守る活動をしているんですよね。

歴史を知ると、それって不思議な因果を感じますね。

 

話は戻りますが、薩摩と長州を結ばせた坂本龍馬

若い衆を何十人も雇い、日本中を駆け回ってた男。

旅費、宿代、食事代などなど、

いったいその莫大な資金はどこから出てたのでしょうか?

そして誰に殺されたのでしょうか?

 

徳川幕府が所有していた膨大な埋蔵金はどこの国が持って行ったのか?

 

武器商人のグラバーの陰の存在である、ロスチャイルド家

日本銀行だけでなく、先進国の全ての銀行を牛耳っているユダヤ財閥って何?

 

フリーメイソンイルミナティって何?

 

大英帝国は何故日本をアヘン漬けにしなかったのか?

 

265年続いた江戸時代はとても平和な時代でした。多少の小競り合いはあったけど、

自然を大切にし、持続可能な生活を送り、それでいてハイレベルの文化を持ってました。

それなのに、明治維新から始まった近代国家日本は、その後金目当て、領土目当ての戦争が80年も続いたのは誰の命令?

 

ロシアが利用価値のない、北方領土を返してくれないのは何故か?

 

日清戦争で日本は中国に勝ち、日中戦争で負けたカラクリは?

 

幕末を語るといろいろ気になるキーワードが出てきますよね!

その辺も徐々に話していきますので、今日はこのへんで。おやすみなさいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火の国 ギャザリング IN 阿蘇

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阿蘇の山奥で10日間にわたり開催された「火の国 ギャザリング」という野外音楽フェスティバルに行ってきました。

故 南正人さんの追悼ライブも今回のテーマの一つでした。

日頃の行いが良いので、心配だった雨もあがり、雲ひとつない快晴での祭りでした、、

 

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子供も大人も、外人も犬も音楽に合わせいい感じに揺れてます

踊り疲れたら、豆乳チャイを飲んで、テントで一眠り。

 

 

 

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全国からいろんな人達がこの祭りに訪れ、美味いもんをその場で作りみんなに提供してくれてます。

普通、祭りの屋台といったら焼きそば、たこ焼き、焼き鳥、お好み焼きが一般的ですが、

今回の祭りはそのような物はなく、中東料理からロシア料理、メキシコ料理から北欧料理など、レベルが超高いんです。

その中で、僕の一押し屋台は、佐賀県呼子から家族でやってきた醗酵食堂「つるみや」です。THE和食!!

五人娘という純米酒も飲めて、

なっちゃん手作りイカの塩辛、ブリのフィッシュバーガー、メカブかけご飯、こだわりの漬物などなど呼子の海の幸、山の幸をふんだんに使ったメニューがたまらなかったです。

メニュー全部、めちゃ美味っ!でした。

朝昼晩、毎日通いました、、

 

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愛媛からやってきた「よっちゃん」の屋台も格別でした!

何を食っても、寿命が伸びる感じがしました。

 

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中国のウイグルから来たリーさんの水餃子はビールに最高!

 

リーさんとウイグル問題について話しました。

「日本人が知っている情報だけだと、中国が一方的に極悪非道ですが、みなさんもっと勉強してから判断してくださいよ。

なぜ、中国が彼らを弾圧しているのか?その原因になった悲しい事件などを何も知らずに批判するのはナンセンスですよ。

私は日本人を大好きです。だから、わざわざウイグルからやって来ました。

しかし、日本人はアメリカに依存し過ぎです。

日本人が知っているウイグル問題は全てアメリカ色に変えられた情報です。

テレビもネットも全てアメリカに操作された情報です。アメリカに都合の悪いネット情報は日本のプロバイダーでは見れないんですよ。

ネットは世界の情報を偏りなく見れると思ってるでしょ?それ、間違いです。

真実を理解した上でウイグル問題を語ってれたら嬉しいです。」

 

チベット問題は、あきらかに我々中国政府のやりすぎです。心の底から彼らに謝罪すべきです。」

 

こんな感じにリーさんは話してました。

 

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今治から来た「なだ」さん75歳!いい顔してるでしょう

最高の人でした。顔を見てるだけで運気が上がる人ですよ。

「ななおさかき」「山尾三省」さん達とも深い交流があったそうです。

毎日、今治の浜辺のゴミという名の宝物探しをしてる人です。

かたくハグし、お互いの再開を約束しました。

 

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今回の「火の国ギャザリング」で忘れてならないのが、「ピエロック」です。

会場の奥にピエロック一座のサーカス小屋があり、子供達にも大人気!

毎日14時からの公演は僕も楽しみで、何回見ても涙がこぼれる演出でした。

みなさん、どこかで「ピエロック サーカス」の噂をきいたら、是非見てね!!

大笑いしながら、大泣きできますよ、、

シルクドソレイユ以上の感動を約束します。

 

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最終日、さすがに疲れがたまり、美少女「のぞみちゃん」にマッサージしてもらいました。

料金はドネーション!いわゆるお布施システム。

1時間半、じっくり揉んでもらい、

ポケットに入ってた1866円をお布施しました。

1万円以上の快楽でした、、

 

屋台は飲食だけでなく、「占い」「マッサージ」「世界の雑貨」「古着」「蜂蜜」「手品」いろいろありました。

後ろの白い帽子の彼は、有名なミュージシャンの「小久保淳平」君です。

 

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種子島への帰り道、樋脇町の市比野にある「丸山温泉」で旅の疲れをかけ流しました。

数多くの人達からのオススメの温泉にやっと行けました。

決して今風の小綺麗な温泉ではないですが、みんなが言うだけありお湯の質は別格な感じを受けました

股間の一物を手で押さえながらでないと肩まで入れないくらい熱い温泉ですが、効くぅ〜って感じですよ。

みなさん、この温泉、是非です!!あの痛みが無くなりますよ!

入浴料150円

 

ってなわけで、今回はコロナに負けないように阿蘇の山奥で祭りを楽しみ、心身共に免疫力を上げて来ました。

 

 

熊本、車中泊の旅 IN 豪雨 

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 久々のブログです。

奥様と二人で寝袋片手に車中泊しながら豪雨の中、天気図とにらめっこしながら熊本県を10日間まわって、昨日種子島に帰って久しぶりにフカフカの布団で寝ました。

パソコンは持っていかなかったので、ブログれなかった、、、のです。スマン

 

熊本県をウロウロしてて印象深かった場所の一つに「水俣」があります。

我が国の4大公害病である「水俣病」。

その病気の発祥地です。

 

学生の頃、「水俣病」の事は授業で習いましたが、詳しい場所は理解してなく、福島県民の僕には、自分には縁が無い日本のずっとずっと西の方の話くらいに思ってました。

その水俣市熊本県だったことは最近知りました。今はお隣の県です。

 

水俣市の海沿いにある「株式会社チッソ」の化学工場が住民に内緒で有機水銀を爆発的大量に海にたれ流し、

その水銀が海産物に蓄積し、それを食べた人が激烈な中毒症状をおこし、脳障害などで歩行も出来ず痛み苦しんで、治療法がないまま死んでいく人類史上最初の恐ろしい水銀中毒病、それが「水俣病」。

 

小さな漁村での大事件、現時点で死者数2000人、人間だけでなく猫などの動物達も狂死し、妊婦さんも胎盤を通じて胎児に影響がでてしまいました。

 

事件から65年が経過した現在も「水俣病」で苦しんでいる人が沢山いるのに、犯人である「株式会社チッソ水俣工場」は今も、従業員500人を抱えて堂々と営業中だったのが印象的でした。

 

水俣の人達は地元を離れ、他の土地に行った時、自分の出身地を他人に言う事は非常に抵抗があったらしいです。

 

情報が乏しかった当時、

水俣病は伝染し、結婚したら永遠に子孫に症状がでると思われてたらしいです。

 

福島県民が3.11の震災後に受けた偏見的いじめと同じですね。

放射能が感染るから近ずくな!」

「福島から避難してきたあの子と、うちの子を同じクラスにしないでくれ!」

「貴女は福島生まれだったんですか?だったら今回の縁談はなかった事にしてください!」

「福島人は福島に帰れ!」

 

実は震災後、日本中でこんな会話がされてました。

腹が立ちましたが、何も言い返せませんでした、、、、、

 

そんな状況の中、種子島の人々は我々福島からの移住者を暖かく迎え入れてくれました。感謝の一言です。

なのに、馬毛島基地建設問題で優しかった種子島の人々の心は分断し、変な空気が漂っています。

 

話を戻します

ある日、小さな漁村水俣が化学工場の建設予定地に選ばれました。

当然村の人々は大反対でした。工場といえば「汚染水」

そんな汚染水が海に流れれば漁業がダメになり、生活が出来なくなります。

 

しかし大企業は諦めません、自民党実力者をバックに付け

「工場ができると、雇用もでき生活が楽になり村が活性化する」を、キャッチフレーズに貧しい住民をだまし、

強引に建設してしまいました。

 

「株式会社チッソ」が水俣の海に猛毒をたれ流し始めたのが昭和初期、

それから36年間猛毒をたれ流し続け、

昭和43年頃にやっと原因が暴かれ、猛毒たれ流しが終わりました。

 

それまでの36年間、

徐々に海は汚染され漁獲高は激減し、人々は仕方なく工場に勤め始めました

 

地元水俣住民の中では、病気の原因は「株式会社チッソ」にある事はみんな知っていたみたいです。

工場から汚染水が海に流れ出る排水口付近は、魚の死骸だらけだったのです。

 

しかし、「株式会社チッソ」を訴えることは、自分の首を自分で締める事でした。

汚染された海での漁は無理なので、ほとんどの村人は工場勤めで生活をしていました。

 

父ちゃんも母ちゃんも、息子も娘もみんな工場からの給料で安定した生活を送っていたのです。

自分が働いてる会社を訴える事は、自分の生活を捨てることでした。出来ないよね、、

 

悪い事は分かっている、だけど現実を考えるとやめろ!とは言えない、、

 

あれっ、どこかで聞いた事のあるフレーズですね

「心の中では基地建設は大反対だけど、交付金の誘惑、旦那が自衛隊あがりの事を考えると、堂々と やめろとは言えない、、、」

 

しかも自民党実力者をバックに付けた基地推進派のセリフは、

「基地ができると交付金がもらえます、雇用も増えます、生活が豊かになります、島が活性化します!」

 

 

ありゃまぁ〜 水俣病福島原発事故馬毛島基地建設問題は共通点があったんですね

 

水俣の「株式会社チッソ」で製造されている化学肥料なども、そもそも戦後アメリカが食料不足を名目に日本に押し付けてきた物のひとつ。作り方など全てアメリカ指導

 

福島の原発アメリカの圧力で仕方なく作った物。材料はすべてアメリカ製

その時の佐藤栄作総理(自民党)のセリフ

「絶対に事故は起きません、安全です!」

 

馬毛島基地建設問題の一番の論点は、その基地にアメリカ軍がきて永久に軍事訓練をする事

 

 

そう、すべてアメリカが絡んでますよね。

住民は心の底では嫌なんだけど、裕福な生活を夢見て、お金という魔物に心を奪われちゃうんですよね

 

そしてアメリカに逆らえず、それらを影で操る自民党政権

 

現在我が国の年間の軍事費は5兆円ですよ!5兆円!!

そのうち4兆円がアメリカに流れる仕組みです。

その半分でもコロナで大変な人達に給付すれば倒産しなくて済む人が沢山いるのにね!

 

自民党さん、そろそろアメリカ様に「NO!」と言ってくださいよ。

 

 

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有機水銀で脳が犯された少女

 

自民党は毅然とした態度でアメリカに対して

「化学肥料は危険だから要りません」

「物騒な原発は要りません」

と言ってくれてたら、悲惨な大事件は起こらなかったんですよね

 

種子島に大事件が起きる前に

馬毛島に基地は要らない!」とアメリカに言って欲しいもんです

 

昭和43年、ついに水俣病の原因が「株式会社チッソ」にある事がバレてしまいました。

そうなるとチッソは患者さん達、遺族者達に多額の賠償金を払わなければいけません。

当たり前の金額を支払えば、会社は倒産してしまいます。

そこで影の権力者が動きました。

自民党の実力者、三木武夫(後に首相)の登場です。

莫大な政治献金チッソから受け取った三木は、賠償金をめぐる裁判に裏から圧力をかけ、少額の見舞金を支払い、今後一切賠償要求は行わないことを約束させた。

 

この事実は、チッソ元専務だった故入江寛二氏の記録から明らかになり、後に「水俣病の真実の記録」として出版された。

 

自民党、酷過ぎでしょ!

そして今も、福島の高濃度放射能汚染水を海に捨てようとしてる菅政権、完全にいっちゃってるでしょ!!!

コロナ最盛期の中、金のためにオリンピックを開催しようとしてる菅政権、絶句ですよね!!!

 

そんな、自民党が起こしたと言っても過言で無い「水俣病」に対して、ついに大物が動き出しました!

映画「シザーハンズ」「パイレーツオブ、カリビアン」でも有名な

ジョニーデップが主演する「MINAMATA」が9月に公開されます。

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彼が迫真の演技で水俣病をテーマに日本社会の裏側をうったえます。

 

 

トップの写真は

水銀中毒で指の関節が変形した手です。

 

今回も自民党に対するグチになってしまいました。

なるべくグチは言わ無いようにしてますが、事実を知れば知るほど、グチっちゃうんですよね、許して、、、

 

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経済優先の大量生産、

このシステムが自然を破壊し、人々の心とカラダを犯します。

未来の子供達に残す社会、このままでいいんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はえの民宿は、え〜の〜  種子島の包丁人 かっちゃん!

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種子島、この島には3つの町がある。町から町まで車で1時間くらい。

その3つの町にはそれぞれスーパーがあったり、コンビニ、食堂、病院などが集まり最低限の物は町に行けば揃う。

 

しかし、それらの町から車で15分も走れば、もうそこは信号もなければスーパーもない、ひたすら山と海と畑だけの

田舎の村なのである。

おじいと、おばあが二人で経営する小さな売店があれば御の字だ。

余談だが、こんな店には菓子パンはあるけど弁当はない。その代わり、付けがきくのである。

 

だから、村に住んでいると

「今日はお客さんが来てるし、みんなでどこか美味しいもんを食いにいこう!」

となれば、必ず町に出ないと、その欲求が満たされないのである。

 

種子島に数多く存在する田舎の村は、ほぼ100%この状況なのである。

 

しかし僕たちが暮らしている伊関集落(種子島の北東部)には、

はえの民宿」があるのだ!!!

 

簡単に「はえの民宿」について語らせていただきます、、

 

民宿なので、宿泊施設であるには違いないが、他の民宿と大きく違うところは、

宿泊客でなくても、予約無しでランチを食べれるのだ!

そのランチが別格に美味いです!!

 

それもそのはず、オーナーの波江野勝美こと、「かっちゃん」は島を出て、長年大阪で料理の修行を真剣にやって来た包丁人なのです。

(写真右側の赤シャツ男が、かっちゃん)

 

だから、その辺の「おふくろの味」とは別なんですよ。

 

定番メニューの一つにある「海鮮丼」は超オススメですが、何をオーダーしても全て感激の美味さです。

ご飯も、味噌汁も、小鉢もみんな美味いんですよ。

デミソハンバーグもたまりませ〜ん

 

店内に流れるBGMにもかっちゃんのセンスが感じられます。

その日のかっちゃんの気分で流れる曲は、

ジャマイカンなサウンドから、ボサノバ風のJ-POP、時にはクラブ系のゆるいハウスな曲まで、オールジャンルです。

 

 

 

町から遠く離れた種子島の村で、ランチが食べられるだけでも幸運なのに、超美味いんですマジで!

 

さらに、前もって予約をすればディナーも食べれるんです。

当然ながらこのディナー、ヤバいです!美味過ぎです!

 

はえの民宿」は海の目の前、

オーナーのかっちゃんのお父さんは海人。そう、潜りの漁師さんなんです。

豊かな海から新鮮な海の幸をお父さんが獲り、板さんのかっちゃんが包丁を入れるんですよ。

 

季節ごとメニューも変わりますが、どの季節も間違いありません、、

 

種子島にお越しの際は是非「はえの民宿」に泊まってください。

町から車で15分くらい、そこには種子島大自然があります。

徒歩数分の所に「沖ヶ浜田」のビーチがあり、海水浴はもちろん、外洋からのウネリもあるのでサーフィンも楽しめます。

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ヤシの木の向こうに見えるのが、「沖ヶ浜田」ビーチです。

すぐ隣には、別のサーフポイントがあり、

はえの民宿」を拠点にいろんなサーフポイントに行けるのも、サーファーにはたまりませんね。

かっちゃんもサーファーなので、その日の風などから一番いい波のポイントを教えてくれますよ。

都会を離れ、混雑とは無縁の透明な海で、ウネリと戯れるのも贅沢な気分になれますよ。

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また種子島は隠れたイカ釣りの聖地でもあります。

かっちゃんはイカ釣りも大好きで、過去にキロオーバーのイカをたくさん釣ってます。

 

エギング好きな貴方、

かっちゃんからアドバイスをもらい、夢のキロオーバーを現実の物にしてください。

 

幻の魚「ヒラスズキ」も、この島では幻ではありません。

冬場限定になりますが、荒磯の帝王ヒラスズキをお気に入りのルアーでゲットするのもこの島の魅力です。

専属のガイドが絶好の釣り場にご案内します。

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87センチ、5キロのヒラスズキ 幻が現実になる島、、

 

てなわけで、「はえの民宿」をべた褒めする内容のブログになってしまいましたが、

僕は、「はえの」の回し者でも、かっちゃんの後援会でもありません。

今日、ばきい(種子島弁で妻の意味)と一緒に、「はえの」のランチを食べて、改めて感じた事をブログに書きました。

 

もう一度言います、

是非、種子島に遊びに来て下さい。その時は「はえの民宿」に泊まり種子島の自然を感じて下さい。

 

波乗りも釣りもいいけど、

ここでは「何もない!」を体験出来ます。

鳥のさえずり、サトウキビをゆらすザワワ、遠くから聞こえる波の音などはもちろん、ミツバチの羽音、雨が窓を流れる音、星が流れる音、入道雲が膨れ上がる音、地球が自転する音、そんな音まで聞こえ、

吸い込む空気の味まで体験できます。

 

民宿の屋上から

朝は、水平線の彼方から昇る太陽、

昼は、渡り鳥達が列を組んで飛ぶ姿、

夜は、天の川がクッキリな満点の星空。

 

「地球って本当に丸いんだ!」を実感してください。

 

町にある大型宿泊施設では味わえない刺激を約束します。

 

沖ヶ浜田と言えば、「本場の本物」にも認定された、伝統製法で作られる黒糖が有名ですよね。

数百年前から変わらぬ工法で作る、黒糖作りを見学するのもオススメです。

はえの民宿」から徒歩1分の場所で、その黒糖は作られています。

期間限定なので、問い合わせは必要。

https://www.youtube.com/watch?v=gNWuRnnptDg

 

 

僕達が、たまたま住みだした村、「伊関」という田舎の集落。

 

だけどここには、簡易郵便局もあり、売店も一件あるし、小学校も黒糖小屋もある。

でも何より嬉しいのは「はえの民宿」がある事です。

くどいですが、最後にもう一度言います。

種子島来たら、絶対に「はえの民宿」に泊まってください。

裏切りません!!

夕飯無しのコースもありますが、はえのに泊まるなら是非、洗練された包丁人が、旬の食材で作る夕飯を味わってください。

 

はえの民宿

http://www4.synapse.ne.jp/haeno/index.html

大量生産された肉と、丁寧に飼育された肉

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この環境では、「鳥インフルエンザ」「狂牛病」などの変な伝染病が出るのが当たり前だ

 

アルプスの少女ハイジのような環境で飼育されている家畜は幸せだ。

清潔で健康。栄養価も高く、食べれば美味しくて元気が出るに違いない。

 

それに比べて現代の大量生産型酪農はどうだろう、

本来なら豚も牛も鶏もトウモロコシは食べないのに、

アメリカから輸入された遺伝子組み換えトウモロコシを必要以上に食べさせられる毎日、、

 

彼等の糞、小便で悪臭だらけの密室で、、

 

運動は出来ず、ただひたすらストレス太りするだけ、、

 

足腰ふらふらで、目は死んでます。常に発狂状態なのだ、、

 

日本だけでなく、全世界で酪農はこのシステムによる大量生産型だ。

種子島も例外ではない

 

不衛生な環境で変な餌を食べさせられ、ストレス発散の運動も出来ない家畜達は当然病気になり死んでしまいます。死ぬと商売が成り立たないので、病気にならないように家畜に抗生物質を与えます。

 

その抗生物質は当然肉にも残留するし、糞にも残留します。

肉に残留するのは抗生物質だけでなく、彼等のストレス、狂気なども残留してそう、、

 

そんな肉が出荷され、そんな糞で作られた堆肥が畑にまかれ、野菜が育ち、スーパーにならびます。

 

雨が降ると抗生物質入りの糞が川に流れ、やがて海に行きます。

抗生物質という化学薬品漬けになった海は、先ず海藻が死にます。

 

海藻が死ぬと、そこに隠れながら生きる小魚が死にます。

 

小魚が死ぬと、それを食べる大きな魚が死にます。

食物連鎖の悪循環の始まりですね、、漁業の衰退です、、

 

全ての面で、質より量。いわゆる大量生産型システムですよね。

農業も漁業も林業も大工さんも、ミュージシャンもみんな同じシステムですよね。

工場の機械のように生産されていきますよね、、

 

環境のことはガン無視の、経済優先型の大量生産システムに、この辺でブレーキをかけないとヤバい事になりますよね!

ってか、すでにヤバい事が始まってるしね

 

じゃ、何をすればブレーキになる?

 

なるべく、地産地消に意識し、安全な物を食べ

経済第一優先ではなく、人間の健康や、地球の事を心の底から考えてくれる議員さんを選びましょう。

 

なんども言います、自民党さんにはもう終わってもらう事です。

 

地球がもちません、、、

 

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愛情を持って丁寧に飼育された牛達は目の輝きが違いますね!!

本来の家畜の姿です。

この草原に、トウモロコシはないんです。

 

www.youtube.com