夕暮れ時になると、島の人々は、一人、また一人と西海岸に集まり、日頃の怒り、哀しみ、憂鬱などを、この静寂な海に投げ捨て、明日からの生活に戻ります
写真の海の向こう側に影絵の様に写っているのが馬毛島、その馬毛島に軍事基地を作り、アメリカ軍の飛行訓練をする事が国会で決まりました
大反対する種子島の人々の意見を、国は完全無視、、
この飛行訓練(FCLP)は、普通の飛行訓練とは全く違い、
タッチアンドゴーを繰り返し、通常のジェット戦闘機の音とは比べものにならない爆音が発生する為、
沖縄でも、行われていません、、
以前はアメリカ本土で行われていた、この飛行訓練。
あまりの爆音により、地域住民から騒音苦情が多発し、裁判により軍は負け、アメリカ本土での飛行訓練は全面禁止になりました
その飛行訓練が今度は馬毛島で行われるのです
しかも、年間150日、朝方3時まで、、、
お国の為とはいえ、あまりにも悲惨すぎます、、
国策なら、全て受け入れなくてはダメなんですか?
僕は、大反対です
全国的には、まだまだ知られていない問題ですが、
我々種子島の人々にとっては、大問題です
馬毛島は、種子島の漁師さん達にとって、宝の島と呼ばれ、豊かな漁場になってます
そんな漁場が、コンクリートで埋められ、巨大な軍港になってしまいます
種子島の宝である、静寂と、豊かな自然環境が永遠に失われてしまいます
騒音、環境だけが問題ではありません
軍事基地ができると、街に風俗な店が増え、ハレンチに変わります
妻、恋人をアメリカに置いて来た性欲旺盛なヤンキー達が夜の街に流れ、浴びるほど酒を飲み、ニュースでは放映できない様な事件も起こります
確かに、夜の商売は儲かりますが、それ以上の問題が発生するのが現実なのです、、
基地のある街の裏側は、悲惨です、、
僕は以前、沖縄本島の嘉手納周辺に暮らしてました
ある日、近くの海岸に釣りに行くと、
アメリカ海兵隊の複数の男女が全裸で腰まで海に入り、恥じらう事もなく、白昼堂々とSEXをしていました
その海岸では、沖縄の地元の小学生も遊んでいました
中南米あたりから職を求めてアメリカに移住したが、英語も話せず、職にも就けず、字もまともに書けない様な若者がアメリカにはたくさんいます
そんな彼等でも、アメリカ軍に入隊するのは簡単なんです
体力さえあれば、誰でも即入隊可能‼️
そんな彼等が、馬毛島にやって来るんです
僕は不安です、、、
現在、種子島には風俗店は一件もなく、
ラブホテルさえもないのですが、
自衛隊が種子島で訓練をする様になった頃から、デリヘルの噂を聞くようになりました
ここまま、裏側の面を持つ島に変わっていってしまうのだろうか、、、
防衛省の説明会に何度も参加し、この問題を指摘しましたが、まともな解答はなく、
「日本本土を守る為に、南西諸島は犠牲になってくれ!それが日本国民の義務だ!」
が、防衛省の、言い分です
そんなよ、やだよぉ〜
ざけんなよ!
80年前、太平洋戦争で、日本とアメリカが戦い、南西諸島は激戦地になり、数え切れない数の人々が国の犠牲になりました
今度は、中国とアメリカの戦争に日本が巻き込まれて、南西諸島が激戦地になりそうです
確かに中国の脅威は重要な問題です、
明日から、全ての軍事基地を無くす事は、現実的ではありません
でも将来的に、この地球から軍事基地という物がなくなり、武力に対して武力で応戦する考え方がなくなれば最高だと思いませんか?
中国と日本が、心の底から信頼し合い、深い絆で付き合えたら最高ですよね?
この考えを否定する人はいないでしょ?
いたとしたら、その人は狂ってますよね、、
だったら、誰も否定しない最高の未来に、ちょっとでも近づくような政策をしましょうよ❣️❣️
今の政策は、莫大な税金を使い、ミサイルを向け合うだけでしょ、
最高の未来とは、真逆の政策でしょ、、
我々人類にとって、一番大切なのは、新鮮な水と空気でしょ❣️
その水と空気を、全世界の人達が仲良く共有できる未来を目指しましょうよ
そんな未来から、遠ざかる政策は、反対しましょうよ
ってな訳で、今の種子島は、誰かさんの国葬なんて考えてる場合じゃないんですよ
そんな馬毛島問題の歴史を、屋久島の友達が映画化してくれました
タイトルは「島を守る」、、
YouTubeでも見れます
全国の皆さんも是非、ご覧になってみてください